芸能人やモデル、一般女性、人と接する職業の男性と外貌醜状

「交通事故によって負った傷の跡が消えない」というケースはよくあることですが、この傷跡が「顔」に残ってしまうこともあります。

この「顔に傷が残ってしまった状態」を、法律用語では「外貌醜状(がいぼうしゅうじょう)」と呼びます。

顔に傷が残ってしまった場合、当然ながら精神的苦痛を被ることになるので、「後遺症慰謝料」や「逸失利益」といった損害賠償を請求する権利が発生します。

現に、自動車損害賠償保障法施行令においては、外貌醜状は7級・9級・12級のいずれかの等級に該当するのですが、やはり身体機能に問題が発生しているわけではないので、「労働能力が喪失した」とは言えない状況にあり、逸失利益等を請求することは困難な場合が多いです。

しかしながら、以前は、芸能人やモデルなど、人に見られる仕事をしていた女性に限って、逸失利益が認められていた時代もありましたが、現在では一般女性でも外貌醜状が生じたことで、逸失利益が認められる場合があります。

また、男性に関しても、人と接する職業に就いている方に対して逸失利益が認められたケースもあるので、外貌醜状で逸失利益を請求したい場合は、保険会社に粘り強く交渉を持ち掛けることが大切です。




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