健康保険か労災保険を交通事故によるケガの治療に使用できます。

健康保険、労災保険を使用する際のメリットを知っておきましょう。

ケガの治療には健康保険・労災保険が使える

交通事故によるケガの治療には、「健康保険」か「労災保険」のいずれかを利用することができます。

医療機関によっては健康保険が利用できない場合もありますが、交通事故のケガの治療に健康保険を利用することは法的に問題ありませんし、特別な治療を必要としないのであれば、健康保険を利用したほうが良いです。

また、「過失相殺の影響を受けにくい」ということもあり、被害者側に過失があった場合でも経済的負担を軽減できるので、健康保険の利用がおすすめです。

交通事故によるケガの治療に健康保険を利用したい場合は、「負傷原因届出書」という書類を作成し、加入している健康保険組合に提出する必要があります。

この書類は健康保険組合から取り寄せることができるので、加入している健康保険組合に問い合わせてみてください。

また、交通事故に遭ったのが通勤途中や業務中だった場合は、労災保険を利用して治療を受けることが可能です。

労災保険が適用されれば治療費の自己負担分は発生しないので、健康保険よりも労災保険を利用することをおすすめします(労災保険を利用した場合は健康保険は利用不可)。

労災保険によって受けられる給付

ちなみに、労災保険によって受けられる給付には次のようなものがあります。

  • ◇療養補償給付…医療機関での診療が無料になる
  • ◇休業補償給付…療養のために仕事を休んだ場合に支給される給付金
  • ◇障害補償給付…後遺症が残った場合に後遺症の程度に応じて支給される給付金
  • ◇傷病補償年金…傷病の程度に応じて支給される年金
  • ◇介護保障給付…要介護状態になった場合に支給される給付金
  • ◇遺族補償給付…死亡した場合に遺族に支給される給付金
  • ◇葬祭料…死亡した場合の葬儀にかかった費用が支給される