「判決」と「和解」によって解決する場合があります。

訴訟は時間がかかる

示談や調停など、解決の見通しが立たない場合や、最終的に解決に至らなかった場合には訴訟を起こすことができます。

そして、訴訟によって事案を解決へと導いていくことになるわけです。

訴訟に関しては、裁判所による「判決」によって解決する場合と、訴訟の途中で当事者同士が「和解」することによって解決する場合とがあります。

交通事故に関する案件においては、和解による解決が全体の約7割を占めているというのが現状です。

「判決」は、裁判所側が厳重な訴訟の手続きを終えた後に下す結論のことで、もしも判決の内容に不服がある場合は上級裁判所に対し「控訴」や「上告」をすることができます。

控訴や上告をすると、もう一度訴訟の手続きを行うことになりますが、控訴も上告もしなかった場合は一定期間後に判決が確定され、被告である加害者は判決内容に従う義務を負います。

ただ、加害者側が任意保険に加入していない場合は、すぐに損害賠償額を支払ってもらえるとは限りませんし、判決書が無意味なものになってしまう可能性があるので、あらかじめ把握しておいてください。

そして「和解」は、被害者・加害者双方が譲歩した後に合意し、争いを終わらせることを指します。

この和解を裁判所で行うことを「裁判上の和解」といい、裁判以外での和解よりも強い拘束力を持つため、和解の内容を守らなければ強制執行が行われる場合もあります。

解決の形がどうであれ、いずれにしても裁判になるわけですから、最短でも半年、最長で2年もの時間を要します。

ですから、時間がかかることは覚悟しておかなければなりませんが、面倒で複雑な手続きに関しては、弁護士に任せておけば負担は軽減できます。